現役 第57代部長 川名真由さんとのインタビュー【現役生交流 新コーナー】

現役 第57代部長 川名真由さんとのインタビュー  2023年7月27日

今回は、現ESSをまとめて様々な活動に従事されておられる広島出身の現57代ESS部長 川名真由さんに飛び込みインタビューしました。

内容としては、彼女の小中高校生活、現在の学生生活、ESSでの活動、そして今後について話を伺いましたが、現在のESSの活動、将来のESSの在り方について話が及んだ際に、ついつい在りし日の自分が沸々と蘇り、インタビューというより対談が妥当と思われる個所もありますが、これも先輩ならではのインタビューとご了承下さい。

私としては川名さんの人柄を伺える貴重な時間となり、現在のESSの活動、様子を垣間見る貴重な経験でした。私の個人的意見も含めてどうか最後まで読んでください。

自己紹介も兼ねて川名さんの幼少の頃から中学、高校を経て現在に至るまでどのような学生生活を送ってきたのか、ご説明頂けますか?

私は、一人っ子で幼い頃は寂しがり屋な子でした。母がものすごく好きで幼稚園へ行く際、いつも泣いていた記憶があります。また、自然に囲まれた環境で過ごしたため、外で遊ぶのが好きでアウトドア派でした。2歳からピアノを習い始め、レッスンの帰り際にとある英会話教室からの勧誘で英語を学び始めました。中学生受験に挑み、勉強が苦手だったのですが努力を積み重ねて第一志望校に合格しました。小中学生の時は、人前で自身を解放をすることに抵抗があったものの中学生で始めた吹奏楽部での活動のおかげで積極的に動くことを経験するようになりました。高校では、高校3年生の夏まで吹奏楽部(アルト、テナーサックス)に所属し、部長を務めました。

英語に関しては高校から興味を持ち始めたのですか?

英語は、2歳の時から塾に通い、アメリカ人、オーストラリア人の先生について英語を学んでいました。中学高校とあまり勉強することは好きではなかったのですが、英語はとても好きで自分で進んで勉強していました。新しいことを学ぶのがとても新鮮で気づいたら楽しんでいました。

高校を卒業するに当たって関西外大を選ばれた理由を教えてください。

色々と理由はあるのですが、主に二つあります。1つには私は将来、航空会社の乗客室担当乗務員(CA)になる事に興味があるので、関西外大はCAの就職に強く企業との連携もあり、航空関連の先生から直接教えてもらえる点に魅力を感じ候補に選びました。また、海外留学をする際の奨学生制度が非常に充実しているという二点です。

そして数あるクラブの中でESSを選ばれた理由は?

実は、吹奏楽部も候補の一つとして考えていたのですが、関西外大に入学した理由は英語の実力を伸ばす事だったので、英語の実力を伸ばせるクラブという理由でESSを選びました。それだけ、誰よりも英語に強い人間になりたいという思いがありました。

それで、現在の状況からESSを選んだのは正解でしたか?

はい。学年を超えて、先輩方の話を聞けるのは大変役にたっています。さらに、留学生と簡単に交流が持てるのでいいと思います。ESSで知り合った仲間とともに英語を勉強しながら、現在は私自身の目標でもある留学のためのTOEFLの得点を上げるために日々努力しています。

普段の生活の中で、余暇をどのように過ごされていますか?

私は、部屋に閉じこもるよりも野外でいろいろな活動をする方が好きですし、人と会うことが好きなので、友達と会ったり、先輩、後輩の方々と色々な交流を通して刺激をもらっています。また、音楽が好きなので興味のある演奏会、ライブ等、大阪には色々なアーティストが来ますのでコンサートにも行っています。食べることが好きで、Café巡りも好きなのでおすすめのスポットがあれば教えて下さい!

現在のESSについて課題、頭を悩めていることはありますか?

現在の部員の方々について、活動に参加していない人に対する対処に頭を悩めています。もっとはっきりと強制して出席してもらうべきか、それとも目をつぶるべきなのか、迷う事があります。あまり強く強制するとクラブを辞めてしまう可能性があるので難しい選択です。

私の代にもそういう方はいましたが、一人一人と向き合って何故活動に参加しないのか、それとも、時間的な制約等で参加できないのかを理解して、一人一人と話し合って、活動への参画がクラブにとって大切なことを理解してもらう事ではないでしょうか?そのうえで、どうしようもなければ休部とか、退部も止む負えないと思える場合もあると思いますよ。

現在の活動に関して、部員の方々が価値を見出せる内容にしないと参加されない方がでてくるのではないですか?活動に関しては、どのようにお考えですか?

副部長とも話をしているのですが、留学を目指している人も多いのでTOEFLの勉強会を開こうかとも考えてみたのですが、本来のセクション制の目的と合わないという事で見合わせました。

実は、私の代でも同じような状況があったのですよ。私は、しきりにTOEFLとかの試験の勉強会を推奨していまして、学年、セクションを超えた交流を図ったのですが、色々な障壁にぶつかって実現はできませんでしたが、今から考えるとクラブ活動の補完としてクラブ活動ない木曜に有志で集まることを検討して、チューターの先生とかに協力してもらったら可能だったかなと思いますよ。検討してみてはいかがですか?

将来の目標についてはどんな事を希望されていますか?

私自身については留学を希望していますので、先ずはTOEFLで高得点を取ることが目下の最大の目標です。その次は、TOEICで高得点を取る事ですので、全力で努力しています。クラブとしては、他大学そして他クラブとの交流をもっと増やしていきたいと考えています。

最後にEFEL会の先輩方に対する要望 あるいは お願い等ありましたら遠慮なく仰って下さい。

現役の役員のメンバーとの会合を持たれたいと何度も要請されていらっしゃるのですが、役員の中には当日、課題が多くあり時間が取れなかったりして、キャンセルをせざる負えない事が何度もあったのは申し訳ないと思っています。私一人でしたら何時でも空いている時に対応できるのですが、現役員メンバーとなるとなかなかスケジュールの調整ができないのが現状です。例えば、第三木曜とかあるいは、隔月の第三火曜日とかと決めて設定した方が良いかも知れません。

色々貴重なご意見・ご経験をお聞かせいただき有難うございました。

[後記]  私は今まで川名さんとは今まであまり面識がなく、殆ど飛び込みのインタビューでしたが、快くご承認頂き40分程に渡る質問、私見に所々ポーズを置きながらも真摯にお答え頂いたのが印象的でした。現ESSを率いて現部員の要望に応えていく活動を行うべく努力されておられる姿勢が私の現役時代と重なり、懐かしく当時を思い出させてくださいました。今後のご活躍を楽しみにしております。また、EFEL会としても今後、最大限の協力、支援をさせていただきたく皆様のご支援、ご参画を心からお願い致します。  インタビュー&記事:細川幸治