北陸ブロックからのエール ! [外大北陸支部 設立総会・祝賀会]

「同窓会北陸支部設立総会・祝賀会」を終えて ’23年7月9日     仙台謙三(1989年卒) 北陸ブロックリーダー (外大北陸支部 幹事長)

去る7月9日(日)、石川県金沢市内において、関西外国語大学・短期大学部 北陸支部の設立総会・祝賀会が開催をされ、北陸支部はもとより、同窓会本部、そしてEFEL会の皆様のお力添えにより、大盛況・大成功裏に終える事ができました。今回は、 その御礼と共に、ご報告をさせて頂きます。(御礼と投稿の遅さにつきましては、お詫びを申し上げます。)

総会の設営時に自撮りを

さて、北陸支部は、新潟・富山・石川・福井の4県から構成されており、実際の設立は2020年4月1日です。本来であれば、その際に総会等を行い、お披露目をさせて頂くべきところでありましたが、新型コロナウィルス感染症の蔓延により暫し断念せざるを得ず、ここまで延び延びとなっていました。

コロナウィルス感染症も少し下火となりつつあった昨年秋頃より、満を持して、北陸支部の浦上支部長が石川県在住という事もあり、石川在住の同窓生が中心となり、総会及び祝賀会の大成功に向けて、打合せを開始。以来、毎月の様に打合せを重ねて参りました。

会場は、金沢駅兼六園口(東口)より徒歩わずかの距離にあるホテル日航金沢。こちらには関西外大の同窓生が多く就職されており、今回の総会・祝賀会に関するホテル側との交渉がスムーズに運んだのは、同ホテルに勤められている同窓生の働きに尽きるのではないかという程、プロの仕事振りを学ばせて頂きました。

ちなみに、今回の企画メンバーのライングループ名は「関西外大マフィア会」。このネーミングについてのエピソードを一つ。日航金沢(日航ホテル全体?)には、上智大学の卒業生の方々が多く働かれており、また関西外大同窓生も多くおられたとの事。関西外大卒の同窓生の連帯を示そうとの意気込みからか、上智の“ソフィア”に対抗するには“マフィア”だ!と協議があったとか、なかったとかで名付けられ、今回の企画メンバーのライングループにも使った様に、巷間、囁かれているようであります。

ともあれ、総会及び祝賀会は、80名近い方々が、北陸支部はもとより、関西・中部・首都圏よりも多くの先輩や同窓の皆様にご参集を頂きました。当初の参加者数は、冷や汗ものでしたが、先輩方のお応援・お声掛けが、大盛会につながったと確信しています。EFELの先輩方の同窓会への想い、EFEL魂を身に染みて感じ入った次第です。

(左より) 馳浩 石川県知事、谷本榮子 総長・理事長、  藤木英幸 同窓会長、浦上光太郎 北陸支部長代理として北口義一 同副支部長

【 総 会 】

総会には馳浩石川県知事のご臨席を賜りました。谷本総長・理事長の挨拶の後、祝辞を頂いた馳知事からは、関西外大と石川県との連携についても言及がありました。今から母校と石川県の連携協力により、母校の認知度の向上、進学者の増加、卒業生の県内就職などの可能性の拡大、母校の県内における発展に心を躍らせている毎日です。

           

谷本榮子 総長・理事長       馳知事と谷本総長・理事長         馳浩 石川県知事

総会では、この他、北陸支部副支部長を務められている北口義一さん(1991年卒 / 写真左下)による基調講演が行われました。 北口さんは、お仕事でニューヨークに滞在中、9.11テロ事件を目の当たりされました。講演では、県人の安否確認の活動などお話を頂きました。

   

       北口義一 北陸支部副支部長           私、仙台

なお、私は、「設立宣言」(下記リンク)を朗読させて頂きました。(写真右上)

外大同窓会_北陸支部設立宣言_2023.7.9

この宣言文は、浦上光太郎北陸支部長が作成をされたものでありますが、「設立宣言」というアイデアは“とても良かった”と頂戴したお褒めの言葉は、浦上支部長をはじめ企画メンバーの知恵と工夫に頂いたものですが、これまでの準備に際し、仕事の合間を縫って、また体調不良を乗り越えながら、心ひとつに頑張ってきた甲斐があったのだなと、皆で喜びを分かち合った次第です。さらには、同窓会本部の支援、そしてFEEL会のESS魂によって当日の大成功に結び付いたものと、強く感じています。

【 祝 賀 会 】

総会に引き続き行われた祝賀会では、“篠笛”の凛とした音声で開幕。庄司の乾杯の発声に続いての会食と歓談。加賀百万石グルメやB-1グルメに、皆様、ご満足を頂けたかと感じております。(こちらにおいても、会場であるホテル日航金沢さまの格別のご配慮を感じた次第。)

祝賀会の開幕は、篠笛の音色にて

金沢芸妓の舞は三味線の演奏と共に

さて、先の“篠笛”の他、艶やかな舞と三味の音色をご披露頂いた“能菅奏者”「金沢芸妓」の方々には、設立を寿ぐ宴に華を添えて頂きましたが、皆さまは、“芸妓”と聞かれると、どの様な事柄を思い浮かべるでしょうか。 ここ、石川県(金沢市ならびに他市町)においては、“芸妓”の演奏や踊りを「伝統芸能」と捉えています。毎年、開催される「金沢おどり」では金沢市を挙げて取組む「伝統行事」としての色彩を映し出しています。そして、「伝統芸能」をただ単に見て楽しむものではなく、「習い事」や「お稽古事」として、お子さんから年配の方々に至るまで、幅広く市井に根付いております。

     新庄哲三 同窓会中部支部長が、乾杯のご発声

祝賀会では、もう一つの“芸能”が披露されました。ジャズシンガーであり、EFEL同窓生でもある川鰭祐子さんと地元金沢のジャズメンバーとのセッションは圧巻!の一言。祝賀会が大いに賑わい盛り上がるものになったかと感じております。(「ジャズ」を“芸能”と分類する事に違和感を覚える方がおられましたら、ご容赦ください。)

 

  ジャズシンガーの川鰭祐子さん、金沢のバンドの皆様と共に

 

(左)根来さん、南村さんの大先輩と共に   (右)閉会挨拶:北陸支部 岡田彰洋 名誉支部長

祝賀会も無事に終了し、皆様方をお見送りさせて頂いた後は、EFELの皆様方との二次会に合流。そこでは、哀悼の涙も織り交ぜながらの語らいがありました。そして、その根底には同窓会・ESSを盛り上げてゆかんとする熱い思いを感じ、これからの関西外大同窓会そしてEFEL会の益々の隆盛を確信するひと時でもありました。

   

                            EFELメンバー中心の二次会での一コマ

さてさて、長々と、駄文を書き連ねてしまいました。

結びにあたり、EFEL会ならびに関係者の皆様方への感謝を重ねて申し上げ、北陸支部設立総会及び祝賀会の報告とさせて頂きます。

そう遠くない時期に、皆様方と再びお会いできる日を楽しみに。

※本書にて使用させて頂いた写真は、私の撮影したものの他、南村さんをはじめEFELの先輩方、同窓会北陸支部スタッフの撮影分を含んでいます。ご協力に感謝です。

EFELメンバーでもあるジャズシンガー川鰭祐子さん(前列中央、花束を手に)を囲んで、北陸支部の役員・スタッフの皆さんと共に(後列中央は岡田先輩、同右から2番目が仙台)

また、お会いしましょう!