第56回谷本杯争奪 全日本学生 英語弁論大会!

第56回 谷本杯争奪 全日本学生英語弁論大会 開催!’23年11月26日(日)                         記事:田坪紀美さん(1984年卒)

11月26日(日)、関西外大にてESS主宰の谷本杯弁論大会が開催されました。

[優勝]    Shuhei Tsukamoto 広島大学

[準優勝] Nanami Shishido 桜の聖母短期大学

[3位]     Ririka Hanaoka 広島工業大学

参加者は10人。東京大学、津田塾大学、立教大学、など強豪校が参加する中、関西外大ESS一回生の二人:谷岡希世貴さん、濱岡湖捺さんが素晴らしいスピーチを披露してくれました。

 

◆谷岡希世貴さんのタイトル『Education! Education! Education!』

日本の教員が不足している現実、その原因として教員の労働環境の悪さから、若者が教師になりたがらない問題をテーマに、今後の対策などを彼女独自のアイデアで切り込んだ素晴らしいスピーチでした。 スピーチのエンディングには、岸田総理に負けない力強さで「教育!教育!教育!」と訴えたのが印象的でした。

 

濱岡湖捺さんのタイトル『My granma』

自らのおばあちゃんとの経験をベースにして、健康の大切さ、当たり前だと思っていたことへの感謝、家族やまわりの人間の支えの大切さ、心のケアの方法などを訴えた素晴らしいスピーチでした。 落ち着いてゆっくりと噛み締めるように話す彼女のスピーチには、聞いている聴衆をほっとさせる優しい心のこもった魅力がありました。

 

関西外大の2人は、惜しくも3位入賞にわずかに届きませんでしたが、当日の2人のスピーチは、聞いている人の心に響く、心のこもった素晴らしいものでした。9月から2人のスピーチのお手伝いをさせて頂きましたが、2人の素直で熱心な姿勢、そして多大な努力は目を見張るものがありました。

何度も何度も考えながら作り直したスピーチを、最後の最後まで、どうすれば相手によく伝わるかを工夫して練習していました。そして練習するたびに上手になる。本番は今までのどのスピーチより素晴らしい仕上がりで、聞いていて感動で泣きそうになりました。

◉2人の努力と進歩に、大きな拍手を送りたいと思います。これから2人が背負っていく関西外大ESSは、きっとさらに良い方向に向かっていくに違いない・・と嬉しくなりました。