(OB近況) 森山翔太(2012年卒)〜過去の自分から今の自分へ

OBOG、並びに現役ESS部員のみなさん初めまして。2012年卒、43代企画の森山翔太と申します。OBとして後輩の役に立ちたいと思い筆を取りました。

僕が英語に目覚めたのは、高校生の時に初めて聞いた、QUEENの”I was born to love you “という洋楽でした。 中学英語で書かれたインパクトある歌詞とパワフルなサウンドに17歳の私は強烈なカルチャーショックを受けたことを覚えています。このかっこいい英語を使って、外国で外国人とグローバルな仕事をする夢を徐々に描き始めました。

関西外大に入学し、すぐESSに入部を決めました。入部して最初のセクション開始式で最初100人程いた同期が、3年後の引退式では10人程まで減っていました。日頃のセクション活動に加えて学祭、ガイドコンテスト、エンタテなどイベントが引っ切り無しで、楽しくも忙しい日々でした。その中で、僕は2度大勢の部員の見る前で涙を流しました。最初は1回生で学祭での英語劇が終わって舞台の幕が閉じた時、そして初めてマネージした春合宿のクロージングセレモニーで、締めの挨拶をしている時です。どちらも準備を必死に頑張り、それが完結した後に身体の内側から涙がこみ上げて抑えきれないような感覚で、あの時の感動と達成感はきっと一生忘れられず、学生時代の大切な、大切な宝物なのです。

3回生になって1年間ベトナムへ交換留学をしました。海外で働きたいという夢、これからは東南アジアの時代だと勉強して出した結論でした。卒業した今、ベトナムで外国人と国際物流企業で英語を駆使して働いています。高校の時描いた夢は叶ったのです。

ESSのみなさん、これから辛い場面に何度も直面するでしょう。その時自分を本気で応援してくれるのは、今まで頑張り続けた過去の自分です。ここまで頑張ったのだから、きっと今回も乗り越えられると言い聞かせてくれると思います。どうか今目の前の困難から逃げずに立ち向かい続けて下さい。みなさんの夢がいつかきっと叶いますように。

PS.僕に何かお手伝いできることがあれば、メールかFacebookで連絡をお待ちしております。特にこちらに旅行や留学を考えている人はぜひ!

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2020年9月25日  森山翔太